携帯会社が販売する保険とは?

携帯会社が販売する保険とは?

NTTドコモは、全国のドコモショップで、2016年の夏に、生命保険商品を販売することを予定しています。実は、すでにKDDIやソフトバンクなどの大手携帯電話会社でも保険商品を販売中。携帯電話会社が販売する保険商品とは、どのようなものなのでしょうか。なぜ保険を販売しているのでしょうか。今回は、携帯電話会社の保険事業についてご紹介します。

◇携帯電話会社が保険を販売する理由とは?

KDDIやソフトバンクなど大手携帯電話会社が、保険商品を販売していることをご存知でしょうか。NTTドコモでも、2016年の夏を目処に、全国に約2,400店舗あるドコモショップで、日本生命保険株式会社などの生命保険商品を販売することを予定しています。日本において携帯電話は、今や1人1台以上持っている時代。その普及台数は、日本の人口を上回っており、携帯電話会社にとって、電話の売り上げを伸ばすことはなかなか難しい状態です。そこで、NTTドコモなど大手携帯電話会社では、全国にある販売店網を保険代理店として有効活用し、保険商品を新たな収益事業に育てたいという意向があります。NTTドコモでは、携帯料金と保険料支払いのセット割引も検討中。携帯電話と保険、一見関係ないようですが、携帯電話会社が保険事業に踏み出すには、このような事情があるのですね。

◇どんな保険商品を販売している?

現在KDDIが取り扱っているのは、損害保険の商品です。交通事故を補償する保険や旅行保険、ペット保険、ゴルフ保険など種類も豊富。一方、ソフトバンクでは、損害保険ジャパン日本興亜株式会社を引受保険会社として、よく自転車を利用する方のための自転車保険や、子供のケガによる入院を補償してくれる子供のあんしん保険、スポーツ中のケガやスポーツ用品など携行品の損害も補償対象となるスポーツ・レジャー保険などを取り揃えています。ソフトバンクの場合、My Soft BankというWebサービスを利用すれば、基本的にいつでも保険に申し込むことが可能。また、My Soft Bankでは、自分が加入している保険のプラン変更や、加入中のプランを確認することができます。保険料や補償内容を各携帯電話会社のホームページなどでしっかり確認して、便利なサービスを上手に活用していきたいですね。