もう惑わされない「ドルコスト平均法」のカラクリ

もう惑わされない「ドルコスト平均法」のカラクリ

「ドルコスト平均法」は、株式など価格が変化する同一商品について、定期的に一定金額ずつ継続して買い続ける投資方法である。投資方法が分かりやすい、長期投資する場合でも、毎回の支出額があらかじめ分かっているため安心して続けられる、定期的に投資することで貯蓄行動を実感できる等、行動ファイナンスの点で大きなメリットがある。また、一定期間、同一商品を同一数量買い続ける「等数投資法」と比べると、「買付平均単価」を下げる効果がある。しかし、収益性という点からすると、「ドルコスト平均法」は必ずしも有利な投資方法とはいえない。今回は、「ドルコスト平均法」と「等数投資法」を比較することで、そのカラクリを理解し、もう一度自分の投資方法を見直してみよう。

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日本でも本格化する“プライベートバンク” の存在 普通の金融機関と何が違うの?

<ZUU Online(2015年3月3日)、Yahooファイナンス(2015年3月7日)、Exiciteニュース(2015年3月7日)に掲載していただきました。>

日本でも本格化する“プライベートバンク” の存在 普通の金融機関と何が違うの?

日本でも富裕層の増加にともない、「プライベートバンク」という言葉が聞かれるようになって久しい。まとまった金融資産の運用や相続対策として、新たにプライベートバンクを利用したいものの、いわゆる「マスリテール」と呼ばれる大手銀行や証券会社との違いがよくわからない方も多いのではないだろうか。両者の違いを理解しプライベートバンクを効率的に利用することで、より豊かで実りあるマネー運用を実現していただきたい。

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