夏直前 食中毒対策は万全に!

夏直前 食中毒対策は万全に!

7月になり、そろそろ梅雨明けの季節ですね。本格的な夏が始まると、やはり心配なのは「食中毒」の問題です。日々の節約のために職場にお弁当を持参している人や、お子さんの幼稚園や学校のお弁当は特に注意が必要です。しっかり対策をしておけば、事前に防げる食中毒。今回は、すぐに始められる食中毒対策をご紹介します。

◇身近にひそむ食中毒

7月になり、そろそろ梅雨明けの季節ですね。あっと言う間に暑い夏がやってきますが、この時期に心配なのは「食中毒」の問題です。食中毒になってしまうと、下痢や嘔吐、激しい腹痛に襲われ、最悪の場合は死亡してしまうこともあります。厚生労働省によると、食中毒の総患者数は、2013年が20,802人、2014年が19,355人となっており、毎年約2万人の方が食中毒になっています。発生件数が1年で一番多いのは7月。日々の節約のために職場にお弁当を持参している方や、お子さんの学校のお弁当を作っている方は、今の時期は特に注意が必要です。また妊娠している方は、妊娠していない時に比べて、細菌に感染しやすくなります。しっかり対策をとることで、食中毒を事前に防ぎましょう。

◇今日から始める食中毒対策

食中毒を予防する上で、まず大切な調理のポイントは、火をしっかり通すこと。電子レンジを使う際には、途中でよくかき混ぜるなどして、中までしっかり熱を通すことが大切です。特に豚や牛などのお肉は、よく加熱するようにしましょう。そして、お弁当におかずを詰める時には、しっかり汁気や水気をとりましょう。水分は、細菌が繁殖してしまう原因となります。果物や生野菜はよく洗ってから水気を切って、お弁当箱に詰めましょう。お弁当は、作ってから食べるまで、涼しいところに保存し、あまり時間を空けないことも大切です。車の中や、日の当たるところに置いておくのは厳禁。暑い時期に長時間お弁当を持ち歩く時は、保冷剤を使用するといいですね。毎日のちょっとした工夫で、しっかり防ぐことができる食中毒。万全な食中毒対策で、今年の夏も元気に乗り