夫婦の財布の管理方法

夫婦の財布の管理方法

新しい1年のスタートは、家計を見直すチャンスです。共働きの家庭や、妻がパートタイムで就労している家庭、また育休中で妻の収入が一時的にない場合など、家庭の状況に応じて、夫婦の財布を見直すことはとても大切。より効率的にお金が貯まる仕組み作りを目指して、自分たちにぴったりなお金の管理方法を見つけてみましょう。

◇夫婦の財布の管理方法は3パターン
結婚後、夫婦のお財布をどのように管理するかというのは、とても大きな問題。事前にきちんと話し合って決めておくことが大切です。夫婦の財布の管理方法は大きく3つのパターンに分けられます。

まずは、夫か妻、家計管理が得意な方が全てのお金を一元管理する方法です。専業主婦の家庭では、妻が夫の給与など全てのお金を管理し、夫にお小遣いを渡すという方法をとっている家も多いですね。これは、最もお金が貯まりやすい方法ですが、あまり倹約しすぎると、お小遣いを上げて欲しいと夫からクレームがくることも考えられます。

次に、共働き夫妻において、夫婦がそれぞれ負担する支出を分担するパターンです。夫は家賃と光熱費を払い、妻は食料品や日用雑貨等を払うというように、支出ごとに担当を決め、残った金額はお互いのお小遣いになります。この方法は、夫も妻も、決まった支出以外は自由にお金を使えるのでストレスは少ないですが、出産費用や親の介護など、まとまった金額が必要な時に、どちらが支払うのかを毎回話し合わなければなりません。

最後に、共働き夫妻において、夫婦共通財布を作り、夫と妻が自分の給与から、それぞれ決められた金額を共通財布に入れて、そこから全ての支払いや貯蓄を行うパターンです。この方法だと、まとまった出費が必要な時も共通財布から支出すれば良いので、家計管理もスムーズに行うことが可能ですね。

◇自分たちに合った管理方法を見つけよう
これら夫婦のお財布の管理パターンは、ライフステージや各家庭の状況に応じて、臨機応変に見直すことが大切です。夫婦共働きの家庭や、妻がパートタイムで就労している家庭、また育休中で妻の収入が一時的にない場合など、家庭の状況に応じて、ぴったりな管理方法は異なります。お互いがストレスなく、効率的にお金を貯めることができる仕組み作りを目指して、夫婦でしっかり話し合ってみましょう。