非正社員と正社員の違いを徹底調査

非正社員と正社員の違いを徹底調査

厚生労働省が行った調査結果によると、パートや派遣などの非正社員として働いている人の人数が、労働者全体に占める割合の4割に達したことが分かりました。非正社員と正社員は、職種や労働時間、そしてもらえるお給与など、様々な点において違いがあります。今回は、その両者の違いについて、具体的に見ていきましょう。

  • 非正社員の人ってどのくらいいるの?

厚生労働省が2015年11月に発表した「就業形態の多様化に関する総合実態調査」(2014年)によると、パートや派遣などの非正社員として働いている人の人数が、労働者全体に占める割合の4割に達したことが分かりました。これら非正社員のうち、58%がパート、9%が契約社員、7%が定年後再雇用者という内訳になっています。働き方が多様化している現在、特に女性は、結婚や出産を機に正社員から、パートや派遣に雇用形態を切り替える人も多いですね。さらに最近では、高齢者世代が定年退職を迎えて正社員の数が減少しています。企業側は人件費を抑えようと、パートや派遣社員などの非正社員を多く雇用しているため、このように非正社員の割合が増加している傾向にあるのです。

  • 非正社員と正社員の違いとは?

非正社員と正社員の大きな違いは、まずその労働時間です。2014年9月の平均的な1週間の実労働時間を比べてみると、正社員は、40~45時間未満の人が最も多くが34.1%、次いで45~50時間未満が22%、35~40時間未満20.9%となっています。一方、非正社員である派遣労働者は、35~40 時間未満の人が最も多く29.4%。パートタイム労働者は、20~25 時間未満の人が21.5%と最も多く、非正社員は正社員より労働時間は短めですね。また、平均給与については、正社員が478万円なのに対して、非正社員は170万円となっています。さらに職種別で見てみると、「運搬・清掃・包装等の仕事」、「サービスの仕事」、「保安の仕事」、「販売の仕事」の分野において、非正社員の人数の割合が正社員の人数を超えているという結果になりました。これからの自分の働き方を選択する際には、以上のような正社員と非正社員の様々な違いを参考にしてみて下さいね。