＜2015年5月7日 Niftyわたしのマネー術 マイナビウーマンに掲載していただきました。＞
日経平均２万円に！？はじめて投資をする人が知っておきたい口座開設と運用のポイントとは？
2015年4月に、日経平均株価が2万円を超えました。サブプライム問題で不景気だった2008年の日経平均終値が8,859円であったことを考えると、この好景気により、投資で利益を出している人が大勢いるでしょう。これを機に自分も投資を始めてみたいと思っている方は、何からすれば良いのでしょうか。証券口座開設と運用のポイントを勉強しましょう。
◇店舗型証券かネット証券か、どこの証券会社で口座を開設する？
投資を始めるには、まず証券用の口座開設が必要です。証券会社は、店舗の窓口に行き商品の売買注文をする店舗型証券と、インターネットを使いオンライン取引を行うネット証券の大きく2タイプに分けられます。店舗型の場合、証券会社の営業員が手続き方法を説明してくれたり、どの商品に投資したら良いか相談にのってくれたりと、初心者でも安心して投資を始められます。一方ネット証券の場合は、自分で情報を集め投資商品を決めなければなりませんが、店舗型証券よりも手数料を抑えることができます。まずは店舗型証券で営業員に相談しながら投資を始め、慣れてきたらネット証券を利用する、また10万円以下の少額投資はネット証券の定額手数料コースで売買し、それより大きな金額は店舗型証券の営業員に相談するというように、両者のメリットを使い分けると良いでしょう。
◇ここだけは押さえておきたい投資のポイント
まず投資初心者の方は、貯金全額を投資に回すような無茶は厳禁です。今後予想される出費に加え、最低3〜6ヶ月分の生活費は貯金として残しておき、投資金額を決めましょう。次に大切なのは分散投資です。1つの株に集中して投資すると、その株価が下がった時に大きな損をします。色々な会社の株や債券を買う、国債など安全資産も持つなど、分散投資を心がけましょう。最後に、投資は長期的な視点で行いましょう。株価は毎日変動しますが、日々の株価の乱高下に一喜一憂していると投資は続きません。サブプライム問題で不景気だった2008年の日経平均終値は8,859円でしたが、6年以上たった2015年4月に2万円台になりました。投資商品の定期的な見直しはもちろん必要ですが、長期的に貯蓄を増やせるように、どっしりと腰を据えて投資と付き合っていきましょう。
Niftyわたしのマネー術
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