<2015年5月13日 Nifty わたしのマネー術 マイナビウーマンに掲載していただきました。>
子供の結婚、いくら準備しておけばいい? 最近のトレンド教えます
子供の結婚、親としては大変喜ばしいイベントですね。子供の独立に大きな安心感を感じると同時に、結婚資金としてどのくらい援助してあげたら良いのか気になるところです。最近の結婚費用の相場はどのくらいなのでしょうか。子供本人の貯蓄、ご祝儀を合わせるとどのくらいの予算があるのでしょうか。最近の結婚式事情についてご紹介します。
◇結婚式の相場はいくら?
まだまだ先と思っていても、いつか結婚して独立する子供たち。子供の門出を金銭的にも応援したいと思っている親御さんは多いのではないでしょうか。最近の結婚式にはどのくらいのお金が必要なのか、結婚式事情をご紹介します。ゼクシィ結婚トレンド調査2012によると、結婚式にかかった全国平均費用は343.8万円で、首都圏では450万円以上かかったカップルが28.5%となっています。一方、結婚するカップルの全国平均貯蓄額は、298.4万円。結婚式が華やかな関西地方の貯蓄額は平均361.5万円、東海地方は358.7万円で、首都圏の303.6万円を大きく上回っていました。また全国平均のご祝儀総額は、226.3万円。ゲストの人数が多いとご祝儀は増えますが、地域によって違いがあり、会費制の結婚式や食事会の場合は金額が小さくなります。そして気になる親御さんの結婚資金援助は、全国平均で182.8万円。75.1%のカップルが、親や親族から結婚資金の援助をしてもらっているという結果になりました。
◇子供の結婚式や新生活、計画的にお金を管理しよう
これから結婚するカップルは、全国平均の貯蓄額298.4万円、ご祝儀226.3万円、親御さんからの援助182.8万円の合計707.5万円を予算とし、結婚式や新生活の準備をすることとなります。ただし、ゲストからいただけるご祝儀は、その時の景気や地域によって変動するため、少なめに見積もっておく方が安心です。親御さんは、子供たちの貯蓄額とご祝儀の見積金額を聞いて、もし足りない場合は、不足分を補えるように援助金額を決めると良いでしょう。将来の子供の結婚、親としても彼らのスタートを応援してあげられるように、計画的に貯蓄しておきたいですね。
Nifty わたしののマネー術
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