私にも必要なの?女性保険の特徴を徹底解剖!
最近テレビのCMでよく耳にする「女性保険」。女性のための保険であることは分かりますが、一体どのような特徴があるのでしょうか。どんな女性が加入すべき保険なのでしょうか。今回は、若い世代でも発症リスクがある乳がんや子宮がんなど女性特有の病気と、それをカバーするための女性保険についてご紹介します。
◇女性保険がカバーする病気のあれこれ
女性特有の病気になってしまった時に強い味方となる「女性保険」。最近テレビのCMなどでよく耳にしますが、どんな病気をカバーしてくれる保険なのでしょうか。女性特有の病気には、乳がんや子宮がんなど乳房や子宮、卵巣にかかわるものがありますね。日本乳癌学会によると、日本において1年間で6万人ほどが乳がんを発症しており、日本人女性が一生のうちに乳がんになるのは 18人に1人という統計もあります。また、女性の一大イベント、妊娠・出産に伴い、妊娠高血圧症候群にかかった場合や、流産や帝王切開で出産した場合には、普通分娩よりも手術費や入院費が必要となります。このような場合に、通常の入院保障に加えて、入院保障日額に5,000円がプラスされて支払われるなどの保障が受けられるのが女性保険です。女性特有の病気は30代でも発症する病気ですので、若い世代の方も、もしもの時に備えて女性保険への加入を検討するのも良いかもしれません。
◇女性保険 加入するときの注意点とは?
女性保険は、女性特有の病気への保障が充実している分、保険料が高くなる傾向があります。また、「健康ならば5年ごとに10万円もらえます。」というように、あたかもボーナスがついているような保険もありますが、これらのお祝い金は、支払う保険料にあらかじめ含まれており、自分が払ったお金が戻ってきているだけなので注意が必要です。さらに、がん保険やがん特約に加入していない場合、女性特有のがんである乳がんや子宮がんについては保障されますが、大腸がん、肺がん、胃がんなどに保障がついていないことがあります。「女性保険に入れば安心!」ということではなく、自分が心配なリスクを総合的にカバーすることができるように、保険を賢く選ぶことが大切ですね。