6月は株主総会や優待品が届く時期、おトクで人気な株主特典とは?

<2015年6月9日 Niftyわたしのマネー術に掲載していただきました。>

6月は株主総会や優待品が届く時期、おトクで人気な株主特典とは?

日本の上場企業の株主にとって、6月はイベントが多い月。まず3月末の決算期に株を保有していた方は、そろそろ会社の株主優待特典が届く頃です。また6月は、株主総会が全国的に開催され、個人の株主の方が株主総会に出席すると、嬉しいお土産の商品をもらえる場合もありますね。今回は、株主になることでもらえるお得な特典をご紹介します。

◇株主優待特典はどうしたらもらえるの?

個人投資家の方が、日本の上場企業の株を購入して株主になると、その企業から様々な権利や特典を受けることができます。一番有名なのは配当ですね。株主が持っている株式数に応じて、企業が儲かった利益を配当金として還元してくれます。また、配当金とは別に、株主優待特典として、様々な商品やサービスを用意している企業もあります。日本の上場企業の多くは、3月末日を決算日(権利確定日)としており、この3月末日に株を持っていた株主の方は、企業のオリジナル商品などの特典を大体6月頃に受け取ることができるのです。例えば、食料品のカゴメは、野菜ジュースや缶詰などの商品詰め合わせ、ANAはホテルや航空券の割引券、東宝は映画招待券など、嬉しい株主優待特典がたくさんあります。ただし、全ての企業が株主優待特典を用意しているわけではなく、また特典を受けるためには、保有株式数や株主になった時期などに条件があるので、株式購入前にしっかり確認しておきましょう。

◇6月は株主総会に行ってみよう!

6月は、多くの株式会社において、株主総会が開催されます。株主総会とは、会社の経営方針や人事など重要な事項を決定する場で、個人の株主の方も出席する権利があります。会社の経営に意見することができる貴重な機会ですので、投資家としてぜひ足を運んでみましょう。また、株主総会に参加すると、色々なお土産の商品がもらえる場合があります。株主優待特典同様に、会社の商品やお菓子の詰め合わせなど、ちょっとしたプレゼントは嬉しいものですね。どの会社の株を購入するか検討する際には、株価や会社の成長性などの指標ももちろん重要ですが、株主として受け取れる様々な権利や特典にも、注目してみてはいかがでしょうか。

Niftyわたしのマネー術
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